失恋

フラれたけど、諦められない。失恋の乗り越え方

shinnosukerenai

 

彼氏・彼女からフラれてしまった直後は、なかなか受け止められないですよね。

 

今回は、「フラれた時どうすればいいのか」ということから「失恋の乗り越え方」まで、ご紹介したいと思います。

 

フラれた時、どう対応するのが正解?

 

フラれた時、きっと多くの方は、「関係性を回復させるにはどうしたらいいのか」を考えるかと思います。

しかしフる相手はもう愛情が冷めているわけですから、なかなかうまくはいきませんよね。

 

では、フラれた時にはどう対応するのが正解なのでしょうか。

 

 

別れは、一方的なアナウンスでしかない。

 

そもそも、付き合うのは双方の合意が必要ですが、別れるのは違います。

片方が、「この関係性をもう続けたくない」と思ったら、別れるしかないのです。

 

もちろん復縁するカップルも多くいますし、それを否定はしません。

ただ、フラれた直後に復縁する可能性は限りなくゼロに近いですよね。

 

復縁をしたいとしても、別れを切り出された直後に「嫌だ」と駄々をこねてしまうのは愚策。

むしろ、より印象を悪くさせてしまい、「面倒くさい」などのネガティブな感情を抱かせてしまいます。

 

次のために、少しでも印象を良くすることが大事。

 

復縁を願うならば、すぐに関係性を修復しようとするのではなく、「次のため」を意識することが大切です。

よほどの別れでない限り、共通の知人を通してなど、再会は十分にあり得ます。

 

つまり、いつか再会できた時のために、少しでも印象を良くすることが大事なのです。

 

そのためには、相手の「別れたい」に対して、それを真摯に受け止めることが第一。

「嫌だ」「どうして」など食い下がるのではなく、「分かった。今までありがとう」となるべく笑顔で送り出してあげるのです。

 

また、こうすることで、「“別れ”を気軽に扱う人かどうか」も判断できます。

中には、喧嘩するたびにすぐ別れを切り出したり、気を引くために別れをにおわせたりする人もいますからね。

最初は刺激になっていいのかもしれませんが、今後の関係性も考えていくと、そういった別れを軽く扱う相手は早々に見切りをつけることをおすすめします。

 

別れた後も、なるべくSNSなどで相手の近況をチェックするのは控えましょう。

ストーカー気質のように扱われてしまう可能性もありますからね。

相手の今が気になるのは分かりますが、ここはグッと堪えて、相手との再会を待つのです。

 

 

「失恋の痛みを新しい恋で癒す」はダメ。絶対。

 

「失恋を乗り越える」というと、多くの方が「新しい恋をしたらいいよ!」というアドバイスを少なからず受けるかと思います。

しかし、この行動は絶対にダメ。

心の痛みを癒すどころか、むしろどんどん悪い方向にいってしまいます。

 

失恋の痛みを新しい恋で癒すのがダメな理由は主に3つ。

 

1.元カレ・元カノと比較してしまう

2.依存的な関係性になりやすい

3.乗り換えグセがついてしまう

 

です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

1.元カレ・元カノと比較してしまう

 

フラれた直後は、いわば心にぽっかり穴が開いた状態。

そのまま次の恋愛に行ってしまっては、「元カレ・元カノがもともといた穴」にハマる相手を探すようになってしまいます。

 

結果、

「元カレは優しく話を聞いてくれたのに……」

「元カノは料理を作ってくれたのに……」

など、今目の前にいる人を過去の存在と比べてしまうのです。

 

恋愛というのは、本来唯一無二の存在。

比べられるようなものではなく、「優しい人も、すてきな人も、もっとたくさんいるけれど、自分はこの人が好き」と思える相手が好きな人なのです。

さらに人は自分の過去を美化しやすい傾向にあるため、元カレ・元カノは素晴らしい人として描かれます。

 

……そんな状態では、うまくいくはずもありませんよね。

 

2.依存的な関係性になりやすい

 

失恋直後の傷ついた心は、とにかく癒しを求めています。

友達などであれば複数人いるため何人かに話を聞いてもらうなど分散できるのですが、恋人は別物。

その人だけに癒してもらうようになってしまい、結果として、依存しやすくなってしまうのです。

 

一人で幸せになれない人は、二人になっても幸せになれません。

依存してしまうような関係性では、遅かれ早かれ歪みが生じ、より傷つく結果を生んでしまいます。

 

相手に依存してしまうような状態であれば、新しい恋にはフタをするのをおすすめします。

 

3.乗り換えグセがついてしまう

 

元カレ・元カノと比較したり、依存したりするうちは、絶対に恋愛はうまくいきません。

そうすると、また別れることになり、また傷つき、また新しい恋で癒そうとし、またダメになり……、という悪循環にハマってしまうのです。

 

そこから逃れようとどんどんどんどん相手を探すようになると、やがて「乗り換えグセ」がついてしまいます。

 

相手から嫌われるのを恐れて少しでも関係性が悪くなると好きなのにフッてしまったり。

好意を向けてくれる相手がいると一時の愛情を求めてすぐに切り替えてしまったり。

 

人によっては、「真剣に付き合う」ということ自体に恐怖を感じるようになってしまう場合もあります。

 

新しい恋は、一人で立てるようになってから。

 

失恋の痛みを新しい恋で癒してはいけない理由がお分かりいただけたでしょうか。

 

もちろん、新しい恋に踏み出すこと自体は素晴らしいことです。

誰かを大切に想う気持ちは絶対に誰も否定できませんし、むしろ誰かを再び好きになれたことを誇るべきでしょう。

 

しかし、恋愛はあくまで対等な関係でなくてはなりません。

失恋直後に限らず、どんな人であっても、「一人で立てる状態」でないと成り立たないのです。

 

きちんと失恋の痛みを癒して、一人でも笑顔で過ごせるようになったら、次の恋へと踏み出していきましょう。

 

 

失恋を乗り越える3step

 

相手からの別れを言葉や行動では受け入れても、心はなかなか納得できないと思います。

「もっとこうしておけば良かったんじゃないか」

「もっと早い段階で相談してくれても良かったんじゃないか」

などなど、様々な「たられば」を考えてしまいますよね。

 

しかし、現実になったものは仕方がありません。

次へ進むために、相手を見送ったら、少しずつ自分の心を癒していきましょう。

 

step1.思い切り吐き出そう

 

失恋にかぎらず、心の傷を癒すのに大切なのは「溜め込まない」ことです。

友達や頼れる人に思い切り愚痴や想いを聞いてもらいましょう。

 

その際のポイントは、一人の人に頼りっぱなしにならないこと。

 

相手との関係性によっては(職場恋愛など)周りに言えない場合もあると思います。

それでも、なるべく関係ない友人などを頼って、複数人の人に話を聞いてもらうようにしましょう。

 

分散することで、相手の負担も軽くなりますし、いろいろな意見を取り入れることができますからね。

 

また、文字通り言葉を吐き出すのとは別に、感情も吐き出すとより効果的です。

泣ける映画を観る、失恋がテーマの音楽を聴く、カラオケで大声で叫ぶように歌うなど……。

感情を思い切り発散することで、失恋の痛みを少しずつ外に出していくのです。

 

特に涙はストレス発散効果があり、女性の場合はむくみ解消による小顔なども狙えます。

笑顔は外見を美しくするものであり、涙は内面を美しくするものなのです。

 

step2.健康的な生活をおくろう

 

友人に話を聞いてもらって、感情の発散をして、少しずつ落ち着いてきたら、なるべく健康的な生活をおくるようにしましょう。

 

心と身体というのは繋がっているもので、健康的な生活をおくっていると、心も上向きになってくるんですよね。

逆にストレスによく暴飲暴食や遅寝遅起き、リズムの乱れた生活は、身体だけでなく心も不健康にしてしまいます。

 

健康的な生活のポイントは以下の3点。

1.決まった時間に寝て、決まった時間に起きる

2.朝食をきちんと食べる

3.日光を浴びながら運動する

 

この3点を守っていれば、少しずつ心も明るくなってくるはずです。

特に日光を浴びるのは欠かさず毎日やってください。

15分程度の散歩でもかまいません。

日光を浴びるとセロトニンという成分が分泌され、心のストレスを緩和してくれるのです。

 

step3.無理に忘れようとするのはやめよう

 

いくら話を聞いてもらっても、感情を吐き出しても、健康的な生活にしても、最初は思い出してしまうことも多いと思います。

 

相手が好きだったテレビ。

相手がよく身につけていた服のブランド。

相手がよく口ずさんでいた音楽。

 

きっといろいろな場所で、相手のことを思い出してしまうでしょう。

 

そんな時は、無理に忘れようとしなくてかまいません。

心が悲しんでいるのを無視して、明るく振舞おうとはしないでください。

 

先ほど「心と身体は繋がっている」と書きましたが、明るい振舞いをしたからといって気持ちも明るくなるとは限らないのです。

むしろ、感情と行動の間にギャップが生まれてしまい、酷い場合だと、自分の感情が分からなくなってしまいます。

 

DVなど、相手に関するつらい記憶などを思い出してしまうのであれば、誰かに相談したり、専門機関に頼ったりする必要も出てくるかもしれません。

しかし、単に相手を思い出してしまうだけであれば、「それだけ自分は相手を大切に想っていたんだな」と受け止めるだけで十分。

思いつめなくても、人の記憶はいつしか薄れてゆきます。

 

思い出さなくなるその日まで、周りの力も借りながら、少しずつ前に進んでいきましょう。

 

まとめ:乗り越えられたら、次の恋に進もう!

 

今回は、失恋を乗り越える方法を、

 

step1.思い切り吐き出そう

step2.健康的な生活をおくろう

step3.無理に忘れようとするのはやめよう

 

の3つのステップに分けてご紹介しました。

 

相手を大切に想っていればいるほど、失恋の痛みを癒すのには時間がかかります。

決して一人で悩まずに、周りと力を合わせて乗り越えていきましょうね。

 

乗り越えられた時には、フッた相手に「惜しいことをした」と思わせるぐらい、すてきな人になっているはずです。

 

そして無事気持ちの整理をつけることができたら、少しずつ次の恋へ足を進めていってください^^

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