友達に「恋愛対象」に見られる方法5つ
友達のことが、いつしか恋愛対象として好きになっていた。
付き合いが長ければ長くなるほど相手の深い部分が見えてくるでしょうし、そういったことはたくさんの方が経験されると思います。
しかし、友達としての接し方を続けてきた手前、なかなか恋のアプローチはしにくいですよね。
そこで今回は、友達に「恋愛対象」に見られるための方法をご紹介したいと思います。
友達と恋人の差は、「どこに惹かれるか」
恋愛対象としての好き(love)と友達としての好き(like)には、どんな違いがあるのでしょうか。
それはズバリ、「どこに惹かれるか」。
相手のどういったところに魅力を感じるのかによって、「好き」の意味合いが変わってくるのです。
友達は「同じ」に、恋人は「違い」に惹かれる
現代社会においてはその限りではありませんが、恋愛の根本にあるのは、「子孫を残すこと」です。
そして、より強い種を残すために、「より遺伝子の遠い相手」と結ばれようとします。
遺伝子が遠いほど、たくさんの抗体を持っていたり、たくさんの環境に適応したりできますからね。
一方友人関係では、「同調」「共感」が重要視されます。
同じ価値観や考え方を持つことで、円滑なコミュニケーションをとりやすくなるのです。
ちなみに、別れ言葉でよく聞く「価値観の違い」は、これらが混ざることによって起こります。
つまり、「自分と同じ部分」を魅力に感じている相手と恋人関係になってしまう、ということです。
最初はそれでもかまわないのですが、だんだんとお互いの違う部分が見えてきた時に、それが許容できなくなってしまいます。
友達に恋愛対象に見られるためには、「違い」の部分を魅力的に見せる必要がある、というわけです。
友達を異性として意識する瞬間
では次に、実際にどんな時に友達を異性として意識するのかを考えてみましょう。
例えば男性が、女友達を異性として意識する場合だと、
・残業など忙しい時に気にかけてくれた
・笑わずに真剣に相談に乗ってくれた
・いつもはパンツスタイルだけどスカート姿がかわいらしかった
・「この中で付き合うなら……」という話題で自分の名前が出た
などですね。
また、ボディタッチなどをきっかけとして意識し始める方も多いようです。
女性が男友達を意識する瞬間も、共通する部分はあるのではないでしょうか。
恋愛対象に見られるには、「異性」を見せろ!
普段は男勝りな女性のかわいらしい一面を見かけた。
頼りないと思っていた男性が男らしく助けてくれた。
そういう、「ギャップ」があった時に人は相手を恋愛対象として見るのです。
友達関係の場合、自身の恋心に気付いても、照れくささや関係が変化することへの恐怖から、その気持ちを隠しがち。
しかし、気持ちは思っているだけでは伝わりません。
相手に好かれるためには、先にこちらが想いを差し出さなければならないのです。
恋愛対象に見られるためには、「異性」を感じさせる必要がある、ということですね。
では次に、「恋愛対象に見られるための方法」を5つご紹介します。
恋愛対象に見られる5つの方法
1.女性/男性としてのふるまいをする
先述した通り、友達同士の場合は気持ちが伝わらないようにしてしまいがちです。
女性ならパンツスタイルが多くなったり、雑な口調になったり。
男性の場合は、相手をあえてぞんざいに扱う、立ち飲み屋など色気のないところへ行くなど、相手が同性かのように接する方が多いですね。
まずは、そのイメージを払拭しましょう。
女性/男性としてのふるまいをするのです。
簡単なのは、服装ですね。
男性はあまりイメージが変わらないかもしれませんが、女性は服装を意識するだけでグッと印象も変わります。
スカートやワンピース、小花柄、ヒールのある靴…….。
イヤリングやネックレスなど小さめのアクセサリーをつけるのもオススメです。
普段はメイクしないという方も、相手の男性と会う時くらいは挑戦してみてもいいのではないでしょうか。
男性の場合は、無理にアクセサリーなどをつける必要はありませんが、清潔感のある服装にするよう心がけましょう。
それだけでも随分イメージが良くなるはずですよ。
2.相手を異性として扱う
これは特に男性に向けての話なのですが、相手をきちんと女性として扱っていますか?
恋心を意識すると、恥ずかしさなどから相手を異性として扱えなくなってしまう方が多いのです。
しかし、そうなればなるほど、相手はあなたを意識しなくなり、友達として接するようになります。
相手から恋愛対象に見てもらうためには、異性として扱うことが大切なのです。
最初は、他の異性の方と接する時と同じように接するだけで大丈夫。
友達関係が長ければ長いほど、相手からするあなたの印象が随分と変わるはずです。
そこから、少しずつ対応を変えていきましょう。
出かける場所、メッセージの文言、相手への接し方など……。
いきなり全てを変えると相手も戸惑ってしまいますから、1つずつ変えていってくださいね。
3.“脈あり”と思わせる行動をとる
特に女性の場合は、「自分からアプローチする」ということに抵抗を感じる方も多いかと思います。
そんな時に試してほしいのが、“脈ありサイン”です。
「付き合うんだったら○○君みたいな人がいいな」や、「○○君って男らしくてかっこいいよね」など、異性を意識させるような発言でもいいですし、相手を励ましたり弱いところを受容したりするのも効果的。
ボディタッチも無くは無いのですが、やり方やタイミングには高度なテクニック力が必要とされます。
男性の場合でも、相手の服装を褒める(特に「かわいい」「きれい」など女性によく使われる言葉だとGood)などすると、相手が「もしかして……?」と気付きやすくなります。
ただし、女性の中には、「告白は男性からしてほしい」と考えている方もいるため、良い雰囲気になったとしても最後には勇気を振り絞る必要があります。
尚、もしこれらのサインを出した時に相手が引いたり、友達関係であることを強調してきたりした場合には、戸惑いや不安を感じさせてしまっている可能性も。
焦って押すと避けられてしまうことも少なくないので、じっくり待つよう心がけましょう。
4.二人で会う機会をつくる
いくら相手との接し方を変えようとしても、昔からの友人や他の人がいる前ではなかなかやりづらいですよね。
また、自分は良くても、相手が周りの目を気にしてしまう場合もあります。
そのため、相手から異性として見てもらいたいと思ったら、積極的に二人で会う機会をつくるようにしましょう。
機会をつくるきっかけはなんでもかまいません。
共通する趣味があればそれ関係のイベントに参加したり、何か軽く相談をしたり。
お互いのことをより深く知れるようにしましょう。
その際に重要なのは、いきなりデートとしては誘わないことです。
友達として接してきた人から急に「デートしよう」なんて言われては戸惑ってしまいますよね。
まずは二人で軽くご飯を食べに行く程度で十分。
そこから少しずつ、相手の趣味にあった場所などに出かけるようにするのがオススメです。
5.素直な気持ちを伝える
いくら相手を異性として扱ったとしても、相手がそれを認識しなければ意味がありません。
中にはなかなかサインに気付いてくれない「鈍い」人もいますから、最終的には、素直に気持ちを伝えるのが最も効果的です。
もちろん、何の脈絡もなくいきなり好意を伝えるのはNG。
ここもしっかりと段階を踏んだ上で、気持ちを伝えるようにしましょう。
また、相手の返事も急には求めないほうがおすすめ。
人は本来、「変化」を嫌う生き物です。
変化があるということは、それだけ危険性があるということですからね。
友達だと思っていた人が急に”異性”になるわけですから、返事を急がしてしまうと、「好きかどうかは分からないけれど、今の関係性が壊れるのは嫌だから断ろう」という思考回路になってしまいかねません。
「いきなりこんなこと言ってごめんね。どうしても、気持ちを伝えたくて」程度におさえるようにしましょう。
なにより大切なのは、怖がらないこと。
関係性を変化させようとしているのですから、時には相手から断られたり、避けられたり、うまくいかない時もあると思います。
それを想像すると、「やっぱり今のままの関係を続けたほうがいいのでは……」と感じてしまいますよね。
しかし、考えてみてください。
相手が別の異性と仲良く手を繋いで歩いていたら、どう思いますか?
相手に将来を共にするパートナーが見つかった時、心から祝福できますか?
想像した時に少しでも気持ちが陰るなら、「いつまでも良い友達」ではいられません。
友達というのは、相手の幸せを心から祝福できて、相手のことを完全に異性として意識しないでいられて、初めて友達だと言えるのです。
本当に相手のことを大切に思っているのなら、気持ちを誤魔化し相手に嘘を吐きながら付き合うのではなく、真摯に向き合いましょう。
あなたの恋が叶うことを、心より願っています。